sd-wanのセキュリティ機能

sd-wanは、広帯域ネットワークを利用して多数の拠点やクラウドサービスを接続することができる技術です。しかし、これらの接続によってセキュリティ上のリスクが生じることもあります。そこで、sd-wanは様々なセキュリティ機能を備えています。以下にその概要を説明します。

【sd-wanのセキュリティ機能】VPN接続による暗号化:VPN接続によってトラフィックを暗号化することができます。つまりデータの盗聴や改ざんを防ぐことができます。そしてIPsecやSSLなどの暗号化プロトコルに対応しているため、柔軟なセキュリティ対策となります。ファイアウォール:ファイアウォール機能が備わっていますので、不正なアクセスや攻撃をブロックすることができます。

また、SD-WANはアプリケーションレベルでのファイアウォールにも対応しているため、特定のアプリケーションに対して細かなセキュリティ設定が可能です。IDS/IPS:侵入検知システム(IDS)や侵入防御システム(IPS)が搭載されています。したがって、不正なアクセスや攻撃を早期に検知し、遮断することができます。また、sd-wanは複数のIPSエンジンを組み合わせることができるため、より高度なセキュリティ対策実現できます。

DDOS攻撃対策:DDoS攻撃対策機能が備わっています。これによって、大量の不正なトラフィックによるサービス妨害を防ぐことができます。また、sd-wanはクラウドベースのDDoS攻撃対策サービスにも対応しており、高度なセキュリティ対策が可能です。